青春の一ページ

いつからだろう クラスの集合写真手にしても
初めに僕の目を惹くのはあの人の笑顔
どうしてだろう 仕事もごはんも家事も手につかず
もんやり頭に生暖かい重みを感じる

大げさに笑うその声は僕だけの心に
浅い夢を呼び覚ますチャイムみたいだ

世界一の愛をぐぐっと感じて
「好きだよ」の一言切り拓け
あなたの青春そのたった一ページにでも
僕の名前を刻めるならそれでいい

教えてほしい 僕だけをあだ名で呼ぶその訳を
初めて声をかけられたとき思わず返事が出なかった

遠くで見つめていると吸い込まれそうなのに
向かい合うと目を逸らし俯いてしまう

世界一の恋にびびっとおちて
扱いに困る大げさな気持ち
僕の青春はちきれんばかりのページ数
全てあなたに捧げさせていつまでも

涼やかな春の香りを過ぎる風に感じる
夢見る瞳に溢れる涙拭い去れ

世界一の愛をぐぐっと感じて
「好きだよ」の一言切り拓け
あなたの青春そのたった一ページにでも
僕の名前を刻めるならそれでいい

あなたに会えて本当によかった
あなたに会えて本当によかった

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