虹色の記憶
一番の幸せがそれ以上の幸せを
知らないことだとしたら
僕は世界一の不幸者さ
まだ君を諦めきれないだなんて
高架下君と目が合った
隣にはあいつの困り顔
重い扉閉じるように瞼閉じて
僕は路地裏のビルに逃げ込んだ
あの丸い瞳と思わせぶりな唇は
僕だけのためにあると信じてた
髪切ったよね それももしかして
あいつのためだったのかい?
七色に心をも変えられる
君は女優だね
君のように素直に生きたかった
君とどこまでも行きたかった
どんな宝を手にしても
行きつく先はちっぽけな愛ばかり
一つくくりの無邪気な君が
心の中で大きく手を振るよ
桃色に僕の心を彩った
君はマジシャンだね
でも僕はそれを灰にしてしまった
君の桃色は燃えて行った
七色に心を変えてしまう
君は女優だね
帰り道、君を遠目に見てた
虹色の記憶は風の中
ABOUT THIS SONG
「蔀」史上最強の失恋ソング。ストーカー寸前です。
1stアルバム "As Soon As Possible" 収録曲