Lyrics 「蔀」（しとみ）

鉛の塊が魂を動かす静かなエネルギーになって

どうして人は行き止まりを引き返す前に泣くのか
いつから人は欲のために争うようになったのか
誰から人は逃げるのか高い壁まで打ち立てて
答えはそこに その塊の中にあるんだ

全てを拒みたいような受け入れたいような不思議な気分
きれいなものじゃ満たされない 腹の底から唸り声が聞こえる

鉛の塊が魂を動かす静かなエネルギーになって
止められるものさえぶつける場所でさえ
かわせる勇気さえなくてただこうして叫ぶだけ

いつになればこの塊は融け安らぎは来るのか
解りはしない 見えないものは信じられない

遠い未来を予想して見えなくて恐くて震えている
喜び怒り怯え全ての絵の具混ぜたような泥が波打つ

鉛の塊が魂を動かす静かなエネルギーになって
止められるものさえぶつける場所でさえ
かわせる勇気さえなくてただこうして叫ぶだけ

矛盾や混沌を誰も彼も胸に宿し彷徨う

鉛の塊が魂を動かす静かなエネルギーになって
止められるものさえぶつける場所でさえ
かわせる勇気さえなくてただこうして叫ぶだけ