赤ん坊を抱く母親の鼓動のように
授業中にとろんと垂れた瞼のように
定食屋のコーヒー豆のこだわりのように
帰り道を行く自分の背中のように

目に見えなくても確かにそこにある
すべての人の安らぎの源 そんな

愛の中で生きてゆこう 胸の奥に
大事にしまった目を見開いて
瞳に潤み感じられれば
きっと世界は眩しい

遥か地平線に横たわる朝焼けのように
踏まれてなお輝きを増す土のように

偶然の糸が折り重なりできた
天の恵みを乗せて回っている そんな

星の中で生きていこう 瞳の奥の
くすみを払って目の前見渡せば
ありふれた自然に隠れた
真珠のように輝く愛が見えるはず

ABOUT THIS SONG

ギターの発表会で何の曲を演るかというメールがギターの先生から来た。
そのメールを朝読んだ僕は、なぜか寝ぼけていたせいかありもしない曲の題名を送ってしまった。
「新曲楽しみにしてます」という返信が来たので、仕方なく完成させた曲。

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