リンゴ・スターの朝

風のゆりかごにゆらり揺られて
今日も朝がやってくる
時計をふと見るとまだ5時半すぎ
僕は窓を開けて空へ飛びだした

真っ赤なりんごを断ち割ったように
白くまばゆい光が兆す
僕は一日という荒野に足を踏み入れた
明日の分のりんごを求めて

満員電車にガタゴト揺られて
朝陽のことを考えてる
小さな窓から見える太陽は
もう遥か異境へ臨む旅人

若い青りんごを断ち割ったように
木洩れ日がアスファルトに映る
太陽はいち早く光を与えてる
僕もおちおちしてはいられない

僕は人生という荒野を旅する
遥か異境のりんごを求めて

ABOUT THIS SONG

木洩れ日シリーズ第五弾。しかし、これは16ビートです。
1stアルバム "As Soon As Possible" 収録曲

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